2013国際冬の祭りシンポジウム
概要
2013年1月、韓国・華川郡に7か国7都市の市長または冬の祭りの関係者が集まり、事例発表や討論を通して、都市間の結びつきや共通する課題への取り組みを強めました。会員都市からは、ハルビン、ヴィームシ、札幌が参加し、各都市が開催している冬の祭りや観光情報を紹介しました。
(1) 開催日時: 2013年1月5日(土曜日)
(2) 会 場: 韓国・華川郡、華川青少年文化センター
(3) 参加者: 7か国7都市、22名 (※は、世界冬の都市市長会会員都市)
ケベック市(カナダ) 「ケベックウインターカーニバル:北米における冬季観光のリーダー」
ハルビン市(中国) ※ 「冬の祭りや観光都市の国際的ネットワークにおけるノウハウの交流」
ヴィームシ市(エストニア) ※ 「冬、ヴィームシ、エストニア」
札幌市 ※ 「さっぽろ雪まつりの文化を次の世代へ」
ヴォルシスキー市(ロシア) 「ロシアで最古の伝統祭り」
グリンデルワルト市(スイス) 「冬、共存、希望」
華川郡(韓国) ※ 「華川やまめ祭り:不利な環境を克服して、世界の中心に」
シンポジウム開会のあいさつをするチョン・カプチョル華川郡首
シンポジウムパネリストによる討論
華川郡のやまめ祭りについて
やまめ祭りは華川郡で毎年1月に開催され、韓国国内外から約140万人が訪れる冬の祭りです。
やまめ祭りで行われているイベントの一部をご紹介します。
1.やまめ釣り体験:凍った川に小さな穴を空け、やまめ釣りを楽しめます。
2.氷の国透明広場:岩盤を掘った奥行き100メートルのトンネル内に、電飾を施した氷像を多数展示しています。中国・ハルビンの氷雪祭りと連携したプロジェクトで、氷雪祭りの氷彫刻技術者を招致し、氷像を制作していています。
3.仙燈文化イベント:華川郡中心部の通りをやまめの灯ろうやイルミネーションでライトアップ。札幌の子どもたちが制作したキャンドルやエストニア・ヴィームシの灯ろうも展示されています。
やまめ祭りのさらに詳しい情報を「やまめ祭り公式ホームページ」からご覧いただけます。
やまめ祭り公式ホームページ:http://www.narafestival.com/ice_eng/