ノリリスク市の紹介


プロフィール
都市名:ノリリスク市(ロシア)
市長名:リナート・アクメチン(Rinat Akhmetchin)
人口(2018年1月1日現在):180,239人
面積:450,509平方キロメートル
緯度:北緯69度21分
平均気温(2017年):-9.6度
最高気温(2017年):32.2度
最低気温(2017年):-53.1度
降雪量(年10月~年5月までの合計):70センチメートル
市のシンボル:なし
ノリリスク市旗
ノリリスク市の姉妹・友好都市
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ブルガリア・ネセバル(2014年3月~)、 ロシア・ミヌシンスク(2001年9月~)
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都市PR
ノリリスクは世界最北の町のひとつで、約18万人が暮らしています。北極圏内の北緯69度に位置しているため、白夜(5月20日~7月24日)と極夜(11月30日~1月13日)があり、時としてオーロラを見ることもできます。
過酷な気象条件の地域にあるノリリスクは、世界で最も寒い都市(最低気温は-56℃)のひとつでもあり、1年のうち280日は霜が降り、130日以上は吹雪で、降雪量は2百万トンを超えます。さらに、世界で最も風が強い五大都市にも名を連ね、その対策としてコンパクトなループ様式の都市計画を採用しているほか、ほとんどの建物は、永久凍土でのコストと労力を削減する独自の杭基礎技術を用いて建てられています。
66年前に建設されたノリリスクは、今日、41の幼稚園と36の学校、そして3000人以上の学生が学ぶ高等教育機関であるノリリスク工業大学等、極北での快適な暮らしのための要件を満たす高度なインフラを備えた近代的な都市です。こうした教育機関で学んだスペシャリストは、ロシア最大規模の産業拠点であるノリリスク・ニッケル社での需要が大変高くなっています。
ノリリスクは、「失われた世界」であるプトラナ台地のへの玄関口でもあります。ユネスコ世界自然遺産に登録されているプトラナ台地の面積は25万平方キロメートルで、ロシアで最も高い滝密度を誇ります。飛行機でのみ到達可能(夏期はエニセイ川からもアクセス可)であることから、ビッグホーン、オジロワシ、ジャコウウシといった世界の他の地域で絶滅の危機に瀕している種の保全に貢献しています。
ノリリスク市の位置