第9回ルレオ/キルナ市長会議
開催都市
スウェーデン・ルレオ(市長:ウッラ・エルベプロ)
スウェーデン・キルナ(市長:ラルズ・トルンマン)
会場
アルカス・ホール(ルレオ市)
コングレス・センター(キルナ市)
期間
2000年2月12日~16日
参加都市
10カ国26都市
ゼニカ(ボスニア)、プリンス・ジョージ(カナダ)、長春、ハルビン、ジャムス、鶏西、瀋陽(中国)、ヌーク(グリーンランド)、ケミ、オウル(フィンランド)、青森、札幌(日本)、太白(韓国)、トロムソ、モールセル、バルドゥ(ノルウェー)、キルナ、ルレオ、ストックホルム、エルスビン、ボーデン、ハパランダ、パヤラ、ピーティオ(スウェーデン)、アンカレッジ、ミネアポリス(アメリカ)
メインテーマ
冬の都市における持続可能な開発
課題と報告都市
1.「自然災害時における相互支援体制」……ハルビン市副市長
市長問で意見交換を行った後、小委員会を設置して引き続き調査を行い、事務局を札幌市に置くことが決議された。2.「除雪体制と市民参加」……プリンス・ジョージ市長ヌーク市長
市長間で意見交換を行った後、小委員会を設置して引き続き調査を行い、事務局をプリンス・ジョージ市に置くことが決議された。
役員
会長:札幌市長
副会長:トロムソ市長、瀋陽市長(再任)、プリンス・ジョージ市長(新任)
常任理事:ルレオ市長、キルナ市長、青森市長(新任)
非常任理事:ストックホルム市長(再任)
監事:アンカレッジ市長
入退会
退会:インスブルック(オーストリア)、エドモントン(カナダ)
入会:太白(韓国)、マールドゥ(エストニア)
会費の改定
2001年度(2001年1月1日)より、新しい会費額及び会費の支出配分が適用されることが決議された。
報告
小委員会事務局都市から、それぞれ最終報告がなされた。
1.リサイクル小委員会………ルレオ市
2.観光促進小委員会…アンカレッジ市
3.経済振興小委員会………トロムソ市
第11回会議開催市の決定
米国のアンカレッジ市が、2004年の「第11回北方都市市長会議」と「ウィンターシティーズ・ショーケース2004」の開催市として決定した。
決議事項
1. 21世紀に向けた北方都市市長会の新たな展開を図るため、当初の基本理念を再確認するとともに、会員都市が相互に協力し、会員の拡大に努めること
2. 小委員会活動をさらに活発化することとし、今回は「自然災害に関する実情及び防災体制」に関する小委員会を設置し、札幌市が事務局を務めること。また、「除雪と市民参加」に関する小委員会を設置し、プリンス・ジョージ市が事務局を務めること。なお、今後、小委員会の調査・研究期間は4年以内とすること
3. 会員都市は、各都市が持つ情報をウィンターネットに登録するとともに、各都市のホームページをウィンターネットにリンクし、冬の都市に関する情報を収集・提供する。また、会員都市間でウィンターネットを通じた情報交換を密にすること
4. 2004年の第11回会議の開催市をアンカレッジ市とすること
5. 北方都市市長会の発展に対して功績のあったチェル・ミケルソン前ルレオ市長を名誉会員とすること
6. 今会議を開催したウッラ・エルベプロ・ルレオ市長、ラルズ・トルンマン・キルナ市長を讃えるとともに、会議の運営を支援したルレオ市民、キルナ市民を讃えること
ウィンターシティーズ・ショーケース
1.第7回国際冬の見本市
・ルレオ(会場:アルカス・ホール)
入場者:約8,500人、出展者:7カ国185ブース
融雪技術、環境・リサイクル、寒冷地における土木・建築技術等の展示
日本からは北海道内および青森から25企業13団体が参加・キルナ(会場:コングレス・センター)
入場者:約5,000人、出展者:13カ国20団体
ヨーロッパ各国によるフォーラムに関連した展示2. 第8回冬の都市フォーラム
・ルレオ
参加者:約1,800人
エネルギー、環境、建築技術などについて、専門家による発表および参加者による意見交換が行なわれた。・キルナ
参加者:約800人
冬期間の交通、宇宙研究などについて、専門家による発表および参加者による意見交換が行なわれた。
北方都市市長会会員都市
10カ国22都市(2000年2月16日現在)
カナダ
ウィニペグ、イエローナイフ、プリンス・ジョージ
中国
長春、ハルビン、吉林、鶏西、ジャムス、チチハル、瀋陽
グリーンランド
ヌーク
エストニア
マールドゥ
日本
青森、札幌、滝川
韓国
太白
モンゴル
ウランバートル
ノルウェー
トロムソ
スウェーデン
キルナ、ルレオ、ストックホルム
アメリカ
アンカレッジ
第9回ルレオ/キルナ会議(2000年)