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2011年札幌実務者会議

 

 世界冬の都市市長会の実務者レベルの会議が、4年ぶりに札幌で開催されました。7月29日、30日の2日間開催された会議に世界各地の7か国14都市・5団体から41名が参加しました。2012年1月にモンゴルのウランバートル市で開催される第15回市長会議の開催計画に関する協議とその併設イベントである「冬の見本市」などについて、協議が行われました。

 

会期

平成23年(2011年)7月29日(金曜日)~30日(土曜日)

 

会場

札幌全日空ホテル(札幌市)

 

参加者

会員都市:7か国・11都市・27人

長春、ハルビン、チチハル、瀋陽(中国)、マールドゥ(エストニア)、札幌(日本)、ウランバートル(モンゴル)、トロムソ(ノルウェー)、華川、太白(韓国)、アンカレッジ(アメリカ)

オブザーバー参加:3都市及び5団体、14人

国連大学准教授アキレシュ・スルジャン氏、道内市町村(石狩市、滝川市、千歳市)など

 

会議内容

1. 次回市長会議の実施案に関する協議
2. 冬の見本市に関する協議
3. 活性化事業について~韓国・華川(ファチョン)郡の取り組み
4. 世界冬の都市市長会のあり方について
5. 世界冬の都市市長会の運営に関する協議

 

環境保全小委員会

 実務者会議に併せて環境保全小委員会が開催され、事務局都市である中国・長春市から報告がありました。報告の内容は下記のページをご覧ください。

 環境保全小委員会の報告内容

 

国連大学スルジャン准教授の講演

 実務者会議に併せて、「国連大学」准教授のアキレシュ・スルジャン氏より、「都市と地球環境問題:リスクと回復力」をテーマに講演をいただきました。世界の都市化が進んでおり、世界の都市の50%が地震、土砂災害、熱帯サイクロンなどの影響を受ける可能性のある地域に位置していることから、都市が抱えるリスクに注目する必要がある、など示唆に富んだ講演でした。スルジャン氏の講演の主な内容は、下記のとおりです。

 

・世界各国で都市化が進んでおり、1800年には2%であった都市化の割合が、国連の推定では2030年には61%になるとされている。2015年までに世界の22の都市で人口が1千万人を超えると予測されている。さらに世界の都市の50%が地震、土砂災害、熱帯サイクロンなどの影響を受ける可能性のある地域に位置していることから、このような様々な問題に対処するため都市リスクに注目する必要がある。
・気候変動に関しては、人間の日常生活に関連して排出される温室効果ガスの量が現状のままであれば、2100年には気温が3・度、海面が60cm上昇すると推定されている。
・温室効果ガスについては、将来、生活関連の排出量を60%軽減しなければ、これを現在のレベルに維持することはできなくなる。地球温暖化により、雨季と乾季が顕著になり、土砂災害、淡水資源の減少、風土病など様々なリスクが起きる。
・都市化は、生活水準の低さや雇用の場がないこと等、政治、経済、社会的理由を背景に地方から都市に人口が流入することにより起こっている。例えば、インドでは人口の30%が都市部に住んでおり、この30%が国の経済の60%以上を担っている。都市化を考える際は、都市という観点からだけではなく、地域全体の問題として検討する必要がある。

 

国連大学スルジャン准教授の講演

 

関連イベント

 実務者会議の開催に併せて、世界冬の都市市長会の活動や会員都市を紹介するイベントを開催しました。

 

1.世界冬の都市市長会パネル展
 7月25日から29日までの5日間、札幌駅前地下歩行空間でパネル展を開催しました。海外の会員都市の位置や人口などの基礎情報、観光名所や特色あるイベントなどをご紹介しました。また、本年(2011年)で設立29年目となる世界冬の都市市長会の概要や活動の歩みもご覧いただきました。

 

 

パネル展の様子

 

2.冬の都市フェスタ
 7月30日、札幌市役所本庁舎のロビーで、会員都市の方々に映像を交えてそれぞれの都市をご紹介いただきました。アジア、ヨーロッパ、アメリカの会員都市が一堂に会し、様々な海外の国の現地情報に直接ふれることができる場となり、多くの方々にお越しいただきました。

 

 

冬の都市フェスタの様子

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