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冬の都市環境問題小委員会

 

 2006年1月に中国の長春市で開催された第12回世界冬の都市市長会議において、冬の都市における環境問題の取組事例を調査するための小委員会「冬の都市環境問題小委員会」を設置することが決議されました。
 この小委員会では、第12回世界冬の都市市長会議で採択された『長春宣言』に基づき、各都市が持つ環境問題に関する情報や経験を互いに共有することで、より良い冬のまちづくりを進めていくことを目指します。
 なお、この小委員会の事務局は札幌市に置かれています。(2010年1月活動終了)

 

 第1回会議(2006年7月26日)

 第2回会議(2007年7月26日)

 中間報告(2008年1月20日)

 第3回会議(2008年8月21日)

 第4回会議(2009年8月20日)

 最終報告(2010年1月21日)

アンカレッジ市の発表の様子

 

 

第1回会議

氷河

 「冬の都市環境問題小委員会」の第1回会議を、2006年実務者会議の開催にあわせ、グリーンランドのヌーク市にて開催いたしました。会議には6ヶ国7都市の参加があり、今後の小委員会の運営方法について協議が行われました。

 

議事概要
 第12回世界冬の都市市長会議にて採択された『長春宣言』や、小委員会が事前に行った会員都市へのアンケート調査の結果等を踏まえ、この小委員会の調査テーマを『地球規模での環境問題』とすることが決議されました。

市電

 また、2008年の第13回ヌーク市長会議までの2年間は「環境について各会員都市で共通認識をもつ」期間として、各会員都市における環境問題の取組事例や、その他の自治体の先進的な取組事例を調査すること、その後2010年の第14回プリンス・ジョージ市長会議までの2年間は「環境問題への行動を行う」期間とし、共通のキャンペーンを行うなど小委員会の結果を世界に向けて発信することが、全会一致で決まりました。

 

会員都市の環境施策に関するアンケート調査

アンケート調査結果(PDF:249KB)

回答都市(8ヶ国16都市)

カナダ

プリンスジョージ

中国

長春、ハルビン、ジャムス、鶏西、チチハル、瀋陽

エストニア

マールドゥ

グリーンランド

ヌーク

日本

札幌、青森

韓国

太白

ロシア

ノボシビルスク、ユジノ・サハリンスク、マガダン

アメリカ

アンカレッジ

 

会員都市の事例発表
 会員都市における環境問題の取り組みについて、ヌーク市(グリーンランド)、アンカレッジ市(アメリカ合衆国)、太白市(韓国)より事例発表がありました。その中から、アンカレッジ市の発表内容を一部紹介します。

 

~アンカレッジ市の環境対策の事例~
 アンカレッジ市は、同市の地球温暖化対策の状況などについて、発表を行いました。
 現在、アラスカ州では地球温暖化の影響により多くの氷河が溶け出し始め、白クマが溺れ死ぬ、食糧不足によりセイウチの子どもが親に見捨てられる、サーモンに新種の病気が見つかるなどといった、生態系に深刻な問題が発生してきています。そのため、同市では地球温暖化の問題を、地域の問題としてもとらえ、様々な取り組みを行っています。
 例えば、豊富な風力を活かし、風力発電に積極的に取り組むほか、ゴミ処理場から発生するメタンガスを再利用した発電など、環境に優しいエネルギー対策をすすめています。また、家庭からでる調理油の廃油をディーゼルと混ぜて、車の燃料に再利用したり、家庭から出るガラスを細かくくだき、鉄道の摩擦材に再利用するといった、リサイクル対策も積極的にすすめています。
 さらに、同市では公共施設などで、最新の省エネ型暖房、換気、空調設備を取り入れて、二酸化炭素の排出量を減らすとともに、施設のランニングコストの圧縮にも努めています。また、近々、公共施設におけるエネルギー効率の向上を命じる条例も策定する予定とのことでした。
 その他、気候変動に関する会議を誘致したり、シアトルなどの近隣諸都市との連携も積極的に進めているとのことで、参加者はアンカレッジ市のユニークな取組に熱心に耳を傾け、発表後は様々な質問が出されました。

 

アンカレッジ市の発表の様子

アンカレッジ市の発表の様子

 

アンカレッジ市の発表原稿1

温暖化により生態系に深刻な影響が

 

アンカレッジ市の発表原稿2

家庭から出る廃油を車の燃料に再利用

発表原稿

グリーンランド・ヌーク市 英語版

アメリカ・アンカレッジ市 英語版

韓国・太白市 英語版

 

 

第2回会議

 「冬の都市環境問題小委員会」の第2回会議を、2007年実務者会議の開催にあわせ、札幌市にて開催いたしました。会議には8ヶ国12都市の参加があり、これまでの小委員会の活動報告や今後の活動について話し合われました。

 

議事概要
 会員都市に対し事前に行ったアンケート調査の回答結果を基に、会員都市その他の冬の都市が行っている地球温暖化対策の状況が報告され、更に今後の小委員会の進め方について協議されました。
 そのほか、アンカレッジ市、プリンス・ジョージ市、マールドゥ市及び札幌市から環境対策の事例紹介が行われました。

 

プリンスジョージ市長

プリンス・ジョージ市の発表の様子

マールドゥ・プレゼンテーション

マールドゥ市の発表の様子

 

会員都市の環境施策に関するアンケート調査

アンケート調査結果(PDF:143KB)

回答都市(9ヶ国14都市)

カナダ

プリンスジョージ

中国

長春、瀋陽、チチハル

ノルウェー

トロムソ

グリーンランド

ヌーク

日本

札幌、青森

韓国

太白

モンゴル

ウランバートル

ロシア

ノボシビルスク、ユジノ・サハリンスク、マガダン

アメリカ

アンカレッジ

 

発表原稿と資料

エストニア・マールドゥ市 英語版(1) 英語版(2)
カナダ・プリンスジョージ市 英語版
アメリカ・アンカレッジ市 英語版(1) 英語版(2) 英語版(3)
日本・札幌市 英語版(1) 英語版(2)
事務局の議事進行資料 日本語版 英語版
会員以外の都市の取組み 日本語版 英語版

 

 

中間報告

 「冬の都市環境問題小委員会」の中間報告を、2008年市長会議の開催にあわせ、グリーンランドのヌーク市にて開催いたしました。会議には7ヶ国11都市の参加があり、中国の長春市で開催された2006年市長会議での小委員会の設置後のこれまでの小委員会の活動報告や今後の活動について話し合われました。

 

議事概要
 会員都市における環境問題の調査結果について中間報告が行われ、「会員都市では地球温暖化問題への認識が確実に深まっており、特に市民への啓発事業が活発に行われている」等とまとめられました。
 その他、会員都市からの事例紹介として、札幌市、ハルビン市及びアンカレッジ市による発表が行われました。

 

札幌市環境局小林部長の発表

札幌市の発表の様子

 

中間報告書表紙中間報告書内容

事務局ではこれまでの調査結果をまとめ、中間報告書を作成しました。

 

発表原稿と報告書

中間報告発表原稿 日本語版 英語版

中間報告書 日本語版 英語版

 

 

第3回会議

 「冬の都市環境問題小委員会」の第3回会議を、2008年実務者会議の開催にあわせ、カナダのプリンス・ジョージ市にて開催いたしました。会議には9ヶ国12都市の参加があり、今後の小委員会の取組みについて協議が行われました。

 

【議事概要】
 地球環境問題に関する市民啓発事例を中心に調査を行うこととすることが話し合われ、札幌市の啓発事例に続いて会員都市に対するアンケート結果の報告等がありました。
 今後の取組みとしては、節電キャンペーンを軸とした会員都市共通キャンペーンを実施することとし、最終的には市民啓発のための憲章等の策定を目指すことが協議されました。

 

札幌市環境局宮佐課長の発表

札幌市の発表の様子

 

環境首都札幌宣言こども環境サミット札幌

「環境首都」を目指す札幌市では、2008年6月に開催した「こども

環境サミット札幌」のほか、様々な環境施策を実施しています

 

会員都市の環境施策に関するアンケート調査

アンケート調査結果(PDF:185KB)

回答都市(9ヶ国13都市)

カナダ

プリンスジョージ

中国

長春、ハルビン、瀋陽

ノルウェー

トロムソ

エストニア

マールドゥ

グリーンランド

ヌーク

韓国

太白、華川

ロシア

ノボシビルスク

アメリカ

アンカレッジ

日本

青森、札幌

 

発表原稿
日本・札幌市 日本語版 英語版

カナダ・プリンスジョージ市 英語版(1) 英語版(2)

 

 

第4回会議

 「冬の都市環境問題小委員会」の第4回会議を、2009年実務者会議の開催にあわせ、ノルウェーのトロムソ市にて開催いたしました。会議には6ヶ国9都市の参加があり、本小委員会の取組についての協議や事例発表が行われました。

 

議事概要
 まず初めに、本年2月に実施した「会員都市共通節電キャンペーン」の結果報告が行われ、参加都市から環境問題に関する市民意識の向上に寄与したとの報告がありました。
 その後、事務局より、第2回共通キャンペーンとして、多くの都市が参加できる地球環境を守ることを啓発したキャンペーン・ポスターの掲示を提案し、11月から実施することとなりました。
 続いて事例発表があり、最初に札幌市から、「スリムシティさっぽろ計画の取り組み」について発表を行い、ごみ減量・リサイクルを進める上での課題や具体的な施策について報告がありました。
 次に、ノルウェー・トロムソ市から「住宅のエネルギーの効率化」についての紹介がありました。同市では2020年までに温室効果ガスの排出を50%削減する目標を掲げ、ここ数年、管理する建物の建替えの際、水を媒体とするヒートポンプを主なエネルギー源とする暖房システムを導入しているとの報告がありました。
 最後に韓国・太白市より、同市における気候変動の影響について発表があり、夏期には豪雨が頻繁に起きるようになったことや、80年前に比べ冬期が1か月短くなり冬関連産業が縮小したことなどが報告されました。

 

札幌小委員会

小委員会の議長を務める札幌市環境

局の粟崎氏(中央)と吉田氏(左)

札幌市の事例発表

札幌市の事例を紹介する粟崎氏

 

札幌プレゼンテーション

札幌市からは「スリムシティさっぽろ

計画」等が紹介されました

 

会議資料と発表原稿

会議資料 日本語版 英語版

日本・札幌市発表原稿 日本語版 英語版

韓国・太白市発表原稿 日本語版 英語版

 

 

最終報告

 「冬の都市環境問題小委員会」の最終報告を、2010年マールドゥ市長会議(エストニア)の開催に併せて行いました。会議には11ヶ国18都市の参加があり、中国の長春市で開催された2006年市長会議で設置され、その後4年間の活動報告や直近の活動内容についての報告が行われました。

 

議事概要
 小委員会の事務局を担う札幌市の主導により2回実施した会員都市共通キャンペーンの結果報告として、参加都市の取組状況等を発表したほか、これまでの4年間の活動実績についての最終報告が行われました。

 

札幌市環境局の湯浅氏

発表を行なう札幌市環境局の湯浅氏

報告書の表紙報告書の内容

最終報告書を作成し、参加者へ配布した

 

発表原稿と報告書

最終報告発表原稿 日本語版 英語版

最終報告書 日本語版 英語版(1) 英語版(2)

 

 

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